ごあいさつ

研究科長メッセージ

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神奈川歯科大学大学院は、平成29年4月1日より歯学専攻を設置開設し、17人の入学生を迎えてスタートしました。博士(歯学)の学位を授与する教育機関としては、最も新しい専攻科となります。この新しい歯学専攻は、現代が抱える歯学領域の課題を受け止めながら、これから30年先を見通し、歯科界に必要な指導的人材の育成を目指しています。そのために学位授与プログラムに基づく教育を展開し、本学で学ぶ事で以下の能力を身につけることができます。

①  高い倫理観とは何かを学び、研究と臨床に必要な諸規則を熟知し応用する能力。

②  歯学専門領域における臨床的課題を発見する能力の育成と同時に課題解決のために、多様な研究方法論を理解し実践する能力。

③  普遍性のある研究成果を広くパブリケーションすることができる能力。

④  歯学専門領域を横断する幅広い知識に裏打ちされた柔軟かつ俯瞰的な判断ができるマネージメント能力。

⑤  地域における医療の歯科的課題解決を世界の動向を視野に入れて検討できるグローバルな思考能力。

これらの能力を備えた、「研究マインドの高い高度な臨床能力と自立した研究力を備えた人材」は、社会的課題の解決に必要とされる人材であり、地域社会や歯科界に社会貢献することが期待されます。

また、これまでの大学院教育の多くは、指導教授の基での徒弟的な指導で行われてきましたが、本学では高度な人材の育成のために、他の大学院に無い教育上の最新の特徴を備えています。例えば、専門分野への教育は当然ですが、大講座制による複数の専門分野を横断的に学ぶ専門統合科目の開講は、他に類を見ません。また、共通科目の充実や充実した国際プログラムも準備しています。これらの取り組みは、学びたいと思う学生にとって充分満足させることができるプログラムではないかと自負しています。指導教員も設置基準上の36人を大幅に上回る101名を配置しました。これら指導教員は大学院教育に精通している教員陣であり、丁寧で熱い指導を行います。

最後に、神奈川歯科大学大学院は、40年の歴史があり、その基盤の上に時代の要請を踏まえた高度な人材を育成するために歯学専攻が開設されました。ぜひとも、意欲ある人材を求めています。歯学専攻への入学をお待ちしています。

神奈川歯科大学大学院 歯学研究科長
槻木 恵一